細かい部分も馬の祭りを構成する要素

先週末、ひとりで足を運んだ大阪の馬の祭り。夕暮れどき、柔らかな橙色に染まった空、じんわりと染み込むような熱気が、全身を包み込みました。

石畳を踏む度に響く蹄のリズムが、まるで呼吸を合わせるように心拍へ伝わり、思わず立ち止まって耳を澄ませたくなります。

露店から漂う焼き物の香ばしさが誘惑、木陰に並ぶベンチでは、子連れが楽しげに笑い声を響かせてます。

一方で革が擦れる微かな音や、鞍を整える細やかな手つきも、大阪の馬の祭りで見とくポイントだと思う。

瞼を閉じれば、風に揺れる幟が軽やかなメロディを奏でるように想像可能。進行役が掛け声を発し、一群がゆっくり進み出すと、砂煙がドラマを紡ぎます。

近くを通れば、ド迫力がハンパじゃありません。普段はTVとか動画レベルしか経験なく、やっぱ実体験はレベルが違う。

行路を照らす灯籠が淡い輝きを放ち、大阪の馬の祭りが終わった会場は、まるで時間が緩やかに流れる、別世界に迷い込んだような感じ。これほど大きく衝撃を受けるほど楽しめ、大満足です。